社会人2年目の気づき

17卒 文系出身SEでしたが、1年半で転職しました。

IT業界ってどんな感じ?

 

こんにちは。くろねこです。

 

今回は、就職先にIT業界を考えている方に向けて、

IT業界ってどんな感じ・・・?

というところをイメージしてもらえるような内容にしたいと思います。

 

基本的な流れは、

1.お客様が欲しいシステム要件を固める(要件定義)

2.設計書を作成する

3.開発する

4.テストする

5.納品後、保守・運用

 

です。1ほど上流で~下流と言ったりします。

1の要件定義は、システム自体についてや見積もりの話になってくるので、

マネージャークラスが担当することがほとんどです。

この段階で、完成するシステムにお客様の認識とずれが生まれないよう

細かく話し合いを重ねます。

 

2の設計書作成では、システム要件を満たせるように

言葉と図を使って作成手順を書き出していきます。

概要設計書、詳細設計書などありますが、割愛します。

このフェーズでは、〇〇ソフト使えば△△することが可能など、

知識が求められるので、新米にいきなり降ってくることはほとんどないはずです。

(違ったらごめんね)

新人の場合も、この設計書を読んで開発することはあると思います。

 

3の開発では、作成された設計書に従って開発を進めます。

方法についても2の段階で決まっていることがほとんどです。

 

4のテストでは、作成した設計書に基づいたテスト項目を作成し、

実際にシステムを動かしながら、期待通りの挙動を得られるか確認していきます。

エビデンスと言って、本当にOKだったよというのを

画像として残していく作業もあります。

単体テスト結合テスト、総合テストなどテストにもいろいろあるのですが、

長くなるので割愛します。

 

5です。無事テストをクリアしたらお客様先に納品です!

 

このような一サイクルを案件と呼んでいて、

各フェーズに使用できる時間は、工数と呼びます。

厳密に工数が決まっているので、はみ出した分は基本赤字です。

例)設計書4hで見積もったが、実績は5hの場合、1h分赤字。

ざっくりすぎる部分もありますが、なんとなくどんな感じは伝わったでしょうか。

 

一口にシステムエンジニアと言ってみても、仕事内容は様々です。

下に書くような項目はチェックしておくと良いと思います。

 

・どこに対してサービスしてるのか

  (企業なのか、医療系施設なのか、金融機関系なのか等)

・どんなシステム、仕組みを作っているか

  (Web、データ分析のためのジョブ、会計系、勤怠系...)

・どんな方法で作るのか

  (既存パッケージ、オープン言語で0開発)

・携われる工程は

  (上流からお客様企業と決めていけるのか、下請けで開発・テストが中心かなど)

 

などです。

申し訳ないことに1年ちょっとしかIT業界にいなかったため、

全てを網羅的に把握することはできておりません。

が、上記のポイントは大切だなと思いましたので、納得できるまで

聞きこむことをお勧めします。

あと、残業は業界的に多い傾向にありますね。

 

知識がほとんどない方でも、PCを触るのが好き、

ものづくりが好き、興味があるという方は活躍できると思います。

自分の場合はカケラほどの興味もありませんでしたが、

否が応でも毎日デュアル画面に向かって作業していたため、

タイピング速度は格段に上がり、Excelも大分使えるようになりました。

そこだけは、よかったなと思います。

 

また脱線しますが、『3年はやめるな』論ありますよね。

みなさんはどう思っていますでしょうか。

すぐにやめると辞め癖がつくとか、1年や2年じゃ仕事という仕事をやっていないから

わからないでしょうとか、意見は様々あると思います。

でも、業界を変えたい場合の判断は早くて良いと思います。

3年も変に苦しむ必要なんてありません。

 

きっと数年後この文章を見返したら、

甘いことほざいとんなぁとか思うんでしょうね。笑

 

とりとめのない内容になりましたが、今日は以上です。

読んでくださってありがとうございます。